21−30

何の為に刃を振るおう
真実を知らぬ己の正義の為か
何の為に傷付こう
見守る事しかしてやれぬ貴方の為か
―――30




あの空の雲よりも高く
あの海の底よりも深く
あの光よりも明るい場所に
未来は存在するのだ
―――29




色を変える空のように
形を変える雲のように
移り変わる季節のように
この心も複雑で いつか変わっていくのだろう
―――28




今日はずっと泣いているでしょう
明日もずっと泣き続けるでしょう
でもいつかは笑っている気がするでしょう?
―――27




強くあれ
絶望を 哀しみを知るなら
それに負けない心を持って
立ち向かい 強くあれ
―――26




あなたを失った傷は あなたを思う度に疼くけれど
「強くあれ」と言ったあなたの言葉
覚えてるから生きています
―――25




私が私である為に いつも誰かの哀しみがある
私が私である故に いつも誰かの犠牲がある
―――24




私たちはめまぐるしく変わる世界に迷いながら
そして多くの事を知るのだろう
私たちは阻むものや追うもの全てと戦いながら
そして大人になっていくのだろう
―――23




理不尽で 可哀相で おかしなとこのある世界だけど
辛くても 哀しくても 嘘みたいでも 馬鹿みたいでも
楽しい事はあると 嬉しい事はあると知ったから
まだ 生きていようと思って 生きています
―――22




顔をあげて ほら 道が続いてる
キミはこの道を行くだろう 震えながらも
前を向いて ほら 例え先が暗闇でも
何もしないよりはいいさと キミは行くのだ
―――21


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