31−40

あなたをこの腕に抱き
あなたをこの瞳で見守り
あなたと共に生きる
わたしの名は世界
―――40




永遠がないからこそ
この一瞬は強く輝く
輝かそうと
僕らは生きる
―――39




心はいつも正論を叫んでいるのに
何故私たちはそれに従えないのだろう
声に一つ逆らうたびに
心は小さく震えて軋んでいる
―――38




上手く言えなくても良いよ
戸惑わなくても良い
怯えなくても 君の言葉はちゃんと届いてるから
僕にも そして誰かにも
―――37




誰もが消えない傷抱え
救われる為の答えを探してる
どこにも見当たらず涙を流しながら
そうして僕は君に出会った
―――36




この世は混沌に満ちている
私達はその世の意味を知らず生きるだろう
誰も辿り着けぬ答えの中で
ただ強くあれと貴方は言った
―――35




高く高く高く手を伸ばしてる
遠く遠く遙かな場所でも
そこには変わらず空があるから
―――34




私は此処にいる
世界は時々冬に似ていて
涙すら凍る時もあるけれど
一瞬でも差し込む光の下に、私はいる
―――33




新たに生まれる太陽を待ちながら
私たちはもうすぐ明ける夜を歩む
その往き道が闇に包まれているのは
現実に顔を逸らし目を閉じているからだ
―――32




世界は常に不平等で 社会はいつも理不尽で
心から溢れる感情をずっと此処から叫んでる
夢は夢でしかなく 創造は現実に破壊され
無力な私たちはそれに逆らう事を知らない
―――31


<< BACK