1−10
伝えたかったのは、そんなどこにでもある言葉じゃなくて
私自身の最高の言葉
―――10
遠い、離れた場所から
傷つき、迷う、心に消えない傷を持つ人
見ていた 願っていた
あの人が心安らかであるようにと
―――09
君の頭上にいつも太陽が輝きますように
―――08
色などつくはずがない ガラス越しに見た世界
―――07
終わるのは生 残るのは想 それが私の無常と常住
―――06
いつか花開く事を夢見て
―――05
ユメを見ているんだ
醒めない、果てしないユメを
いつか帰る場所
どこか、遠い場所のユメを
―――04
僕が出会ったのは人魚
誰にも、何にも囚われる事なく自由に泳ぐ君に
ひどく、憧れる
―――03
色を無くした僕らの行く先
僕らは何処へ行くんだろう
僕らのこの道は何処へ続くんだろう
不安と期待は紙一重
―――02
月に照らされた道に白い路が浮かび上がる
それは満月の夜だけの私立図書館への路
―――01
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