11−20

ありのままに生きようとすれば傷つくんだ
それは僕らの世界が時々残酷な所為なんだ
それは心を外気に晒す事であるから
傷つかない方がおかしいんだ
―――20




君が僕を忘れても 僕が君を覚えている
消えた記憶の穴を 新しい想い出で埋めよう
君が全てを忘れても 世界が君を覚えている
皆が君を忘れない
―――19




闇の底に 一欠片の光を見る
光の中に 一欠片の闇を見る
光纏う世界と闇墜ちる世界に
光と闇の希望を知る
―――18




未来で過ごす 幸せよりも
貴方と過ごす 煌きの一瞬
それがたいせつな想い出になる
それがほんとうの永遠になる
―――17




望みもせず 祈りもせず そうして諦める人
望みもした 祈りもした そうして待ち続ける人
望み 祈り 足を踏み出した そうして強く生きる人
―――16




哀しみと怒りと嫉妬
背後に忍び寄る 闇の名前
―――15




壊れた私の 壊れた時計
過去に取り残された 私の想い
どうぞ忘れて 醜い想い
―――14




どんなに愚かであろうと それで愚者と呼ばれようとも
いつか崩れる世界の終わりまでを
ごめんね 生きてるんだよ
―――13




どんなに重い翼でも どんなにちいさくても
いつでも飛べる その心は自由だ
―――12




何が正しかったのか 聞くまでもなく
その人にとっての真実が 紛れもない真実でした
―――11


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