闇と宇宙と光と星と

僕たちは 多くの迷いの中にある
未来は 出口の見えない闇の中にある

まだ 光は見つからない

何を信じれば 失わずに済んだだろう
何を正義とすれば 傷付かずに済んだだろう

まだ 答えは見つからない





あなたの哀しみは
孤独な闇の中で悲しく響いた

あなたの涙は
幾億の星に混じって儚く光った

手を伸ばしたのは私
受け止めたいと思った

泣いて下さい
ここにいると叫ぶように

哀しみを止めないで<





空に浮かぶ遠い星のように
夜の中の光でありたい私の言葉

揺れて歪むあなたの足元を照らし
道標になる私の詩





闇から抜けた先は光などではなく
不安定に触れる道だった

けれど確かにその道は
未来に繋がっているはずだから

歩んでいこう
心に響く希望の歌を胸に灯して





あなたの為になら
私は私の正義に乗っ取って
最も困難な道を行くでしょう

悲しみという闇を切り開く力を
私は静かに纏います

終わりの大地から始まる夜明けを
全ての小さな手で掴む為に





何時流れてしまうかも知れない時間を
僕たちは生きて
何時、閉ざされるかも知れない未来を
僕たちは探して

広い宇宙の闇の中で
見つけたのは星
側にいてくれた光

果てしなく悲しみが連鎖する世界でも
君といれば
見失わないですむと思えるようになった

深い星光と闇の中


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