「竜の血に触れてはならない」
――草原地帯に蔓延る竜、人々は自衛を余儀なくされ、竜を狩る竜狩りが英雄であった時代から、月日は流れた。
竜狩りとして生きる孤児の少女キサラギは、瀕死の重傷を負ったところを黒衣と銀色の男センに助けられる。
否応ない彼との道行きには、キサラギの秘めている過去と、彼女の忌む竜人の存在があった。
[ 登場人物 ]
草原地帯。竜狩りの少女キサラギは、黒衣の男センと出会ったことで、自身の最も憎悪する竜人の真実を知る。
それぞれの望みのため、二人の短い旅が始まる。それは、この世界の在り方を決める大きな物語の始まりだった。
序 章 雨 1
第1章 人 1 2 3 4 5
第2章 竜 1 2 3
第3章 共 1 2 3
第4章 街 1 2 3
第5章 祭 1 2 3 4 5
第6章 白 1 2
第7章 解 1 2 3 4 5 6
第8章 誓 1 2 3 4 5
終 章 晴 1
王国地方へと渡ったキサラギは、王国の令嬢エルザリートと、彼女が兄と慕う青年オーギュストと出会う。
エルザリートに助けられたことでキサラギは彼女の『騎士』として戦うことになるが、王国地方における戦士とその戦いは、キサラギの想像を遥かに超えた陰惨なものだった。
序 章 古 1
第1章 姫 1 2
第2章 貴 1 2 3
第3章 意 1 2 3 4 5 6
第4章 央 1 2 3
第5章 闘 1 2 3
第6章 伝 1 2 3 4
第7章 錯 1 2 3 4
第8章 沌 1 2 3 4 5
終 章 堕 1
竜の力を手に入れたルブリネルクが征服戦争を開始した。古の力で未だ国を守り続ける砂漠地帯のラク王国に、戦士たちが集結する。キサラギもまた、そこにいた。
砂漠に住む『最古の者』から、自らの運命と過去を聞かされたキサラギは、竜狩りとして最後の戦いに赴く。
――これは、やがて神代の伝説とされる竜約の物語。
序 章 果 1
第1章 始 1 2 3
第2章 贖 1 2 3 4
第3章 砂 1 2 3 4
第4章 蜥 1 2 3
第5章 真 1 2 3 4 5
第6章 呪 1 2 3 4 5
第7章 戦 1 2 3 4
第8章 許 1 2 3 4 5 6
終 章 環 1 2
あいとよぶのなら(「遠国の少女」後)
旅と光環(「遠国の少女」後)
祝福の冠(「世界の守護者」後)
さいわいの光(「世界の守護者」後)
誓いの環と福音の記憶 1 2 3 4(「世界の守護者」後)
CATALOGS
Title:竜約の光環
Autor:瀬川月菜
URL:https://silverlant.opal.ne.jp/dragons_ring/dragons_ring.html
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